アトレティコ・マドリーは13日、「リヨンからフランス代表FWムサ・デンベレを獲得した」と公式発表した。

契約については今シーズン終了までのローンであるが、買取オプションとして3350万ユーロ(およそ42.4億円)+ボーナスという条件が設定されているそう。

ムサ・デンベレは1996年生まれの24歳。パリ・サンジェルマンの下部組織出身であるがユース時代にフラムへと移籍し、イングランドでプロデビューした選手だ。

2016年にはスコットランドの名門セルティックへと加入し、初年度は公式戦32ゴールを決めるなど大活躍。世界屈指の若手ストライカーとして評価を高めていた。

その後2018年にはリヨンへと移籍し、2シーズンで公式戦44ゴールを奪取。今季は怪我もあってわずか1ゴールしか決めていなかったが、今冬アトレティコ・マドリーに移籍することが決まった。

アトレティコ・マドリーは今冬ジエゴ・コスタが契約を解除して退団したため、その後釜となるストライカーの補強に動いていた。当初はナポリのアレク・ミリクが候補だと言われていたが、それは実現しなかったようだ。

【写真】アトレティコが選手を売らなかったら…夢のベストイレブン

なお、ムサ・デンベレを放出したリヨンはレスター・シティからアルジェリア代表FWイスラム・スリマニを獲得している。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手