近年もレアル・マドリーで活躍を続けてきたカリム・ベンゼマだが、フランス代表からは遠ざかったままだ。
彼はマテュー・ヴァルブエナに対するセックステープ脅迫事件に関与した疑いがあり、2015年以降は代表から事実上追放されている。
そうしたなか、ディディエ・デシャン監督がベンゼマのある発言について言及した。指揮官は『RTL』でこう述べたという。
ディディエ・デシャン(フランス代表監督)
「あれは傷痕を残した。時間の経過によって少し薄れたとしても、私は忘れることができない」
「カリム・ベンゼマだけではない。私の家族に対する暴力を実行した人間たちからのコメントもある」
ベンゼマは2016年に『Marca』のインタビューで「デシャンはフランスの人種差別主義者からの圧力に屈した」と発言。この発言をきっかけに家族が脅迫されるなど指揮官は大きな影響を受けたという。
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デシャンにとっては、4年以上が経っても忘れられない言葉になっているようだ。