リヴァプールへの移籍から1年が経過した日本代表FW南野拓実。先日のクリスタル・パレス戦では待望のプレミアリーグ初ゴールを決めたが、それ以降は全くプレータイムを得られていない。
WBA、ニューカッスル、サウサンプトン、マンチェスター・ユナイテッドとの4試合でベンチ入りしたものの出場機会は訪れず。
そうしたなか、『Liverpool Echo』は「ユルゲン・クロップが迎え入れた南野の欠場は説明困難」という記事を伝えた。
最近のリヴァプールは得点力不足に陥っているが、クロップ監督が南野に信頼を寄せないのはなぜなのか。
同紙は、その理由のひとつは、南野の強みだったはずのバーサタリティにあるかもしれないとしている。リヴァプールが南野に最適なポジションを見つけられていないのは明らかだとも。
ロベルト・フィルミーノの不調は続いているものの、年明け以降に南野がその位置で使われる気配はない。実際にパレス戦、そして、昨季のニューカッスル戦でもそうだったように南野が最も輝いたのは左に配置された際だったとしている。
要はいまだに南野の明確な起用法が定まっていないということだろうか。
ただ、今週のリヴァプールはバーンリーとのリーグ戦、マンチュスター・ユナイテッドとのFAカップが控えている。南野にも出場機会はあるはずで、クロップ監督はバーンリー戦での南野の活躍を期待しているというが…。