ガンバ大阪は8日、「FW中村敬斗がオーストリア2部のFCジュニアーズOOに移籍することが決まった」と公式発表した。
中村 敬斗選手 シント=トロイデンVV(ベルギー)への期限付き移籍解除、FC Juniors OÖ(オーストリア)へ期限付き移籍決定のお知らせ #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA https://t.co/7b0kGXL38R
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) February 8, 2021
中村敬斗は2019年7月にガンバ大阪からオランダ・エールディビジのFCトゥウェンテへとローン移籍し、海外への挑戦をスタート。
1年後に新型コロナウイルスの影響もあって期限付き移籍の契約が解除されたが、そのままベルギーのシント=トロイデンVVへと貸し出されていた。
🐥🎥 #中村敬斗 選手の移籍後初ゴール⚽️です!#シントトロイデン pic.twitter.com/kXLgDKA3Oa
— シント=トロイデンVVベルギーカップ 16ラウンド🆚ゲンク 2月11日(木)AM2時00分⚽️ (@STVV_JP) December 1, 2020
ただベルギーでは外国人出場枠の問題もあってなかなかプレーする機会が与えられず、今月改めて契約が解除され、オーストリアへと貸し出されることになった。
FCジュニアーズOO(FC Juniors OÖ)は2007年に創設されたクラブ。ASKOパッシングというチームが他の地域へ移転したあとに生まれたFCパッシングが前身となっている。
2011年にスポンサー撤退のため経営難に陥ったものの、レッドブル・ザルツブルクとの提携によって復活し、2012-13シーズンは3部リーグのクラブながらカップ戦で優勝するという快挙を成し遂げている。
そして2014年にはレッドブルグループと別れてLASKリンツとの提携を行い、クラブ名を「LASK Juniors OÖ」と変更して4シーズンを戦っていた。
現在はLASKの名前は外れているものの実質的なフィーダークラブとして協力を続けており、今月もエルウィン・ソフティックという19歳のDFが20万ユーロでLASKに引き抜かれている。
✍️ Erwin #Softic unterzeichnet einen LASK-Vertrag!
— LASK (@LASK_Official) February 8, 2021
Als Kooperationsspieler ist er weiterhin für den FC Juniors OÖ spielberechtigt.
Alle Infos über den 19-Jährigen 👉 https://t.co/Aydeykb7re#inundaut pic.twitter.com/b5gzfu4LNe
現在FCジュニアーズOOはオーストリア2部で2勝5分け4敗と低迷しており、中村敬斗には後半戦の巻き返しに向けた救世主としての活躍が期待されそうだ。
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