今回のインターナショナルマッチウィークからスタートする、ワールドカップ2022・ヨーロッパ予選。

55の国と地域が参加し、それを10のグループに分けて行われる。そのためA~Eは5チーム、もうF~Jは6チームで構成されることになる。

そして、もちろんFIFAの公式サイトにはそれぞれの組み合わせが表示されているのだが、話題になっているのはグループC。

5チームで構成されているグループのハズだが、FIFAではこうなっているのだ。

  • イタリア
  • スイス
  • アイルランド自由国
  • 北アイルランド
  • ブルガリア
  • リトアニア

なぜか6チーム…そして「アイルランド自由国」という謎の国が追加されているのだ。

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ちなみに、アイルランド自由国は1921年12月に成立した自治国家で、アイルランドの32県のうち26県にあたり、およそ5分の4ほどの面積である。

アイルランド島では当時支配されていたイギリスからの独立を求める声が高まり、それが戦争に発展。1921年7月の停戦協定まで対立が続けられた。

その後結ばれた英愛条約によって成立したのがアイルランド自由国であり、1937年に成立した新憲法によって「アイルランド」と名を変えているそう。

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おそらくFIFAのシステム上のエラーだと考えられているが、なかなか歴史の勉強になる「謎のミス」である。

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