ミケル・アルテタ監督のもとで立て直しを図っているアーセナル。リヴァプール戦に敗れたことでプレミアリーグでの順位は10位となった。

そうしたなか、かつて守護神に君臨した元ドイツ代表GKイェンス・レーマンの発言が話題になっている。『Sky Sports』のリモートインタビューで現在のアーセナルについてこう述べていたのだ。

イェンス・レーマン(元アーセナルGK)

「もちろん、私は常にアーセナルのこと愛しているし、彼らのことを見ている。

今季は何をやっているのかよく分からない、失望している。

若いタレントが多いけれど、多くのアーセナルファンにとってそれは言い訳にならない。アーセナルのようなチームは常にトップ4を争う必要があるからね」

「(今のアーセナルは)全く情熱が見られない。でも、私が間違っているかもね。

ミケル・アルテタは本当にいい監督だと聞いている。だから、そのことについてネガティブなことは何も言えない。

もしアーセン・ヴェンゲルが今の位置に行き着いたなら、受け入れられないだろう。だが、アルテタみたいのなら受け入れる」

また、レーマンは「ピッチ上で敵だったギャリー・ネヴィルのことは好きではなかった。でも、彼のコメントは好きなこともある。おそらくギャリーは正しい。何かが欠けているよ、彼(の指摘)は正しい」とも語っている。

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先日、元イングランド代表DFギャリー・ネヴィルはリヴァプール戦でのアーセナルをこう断罪した。

ギャリー・ネヴィル

「驚いたね。アルテタのアーセナルは一貫性がなく、移行期であることは分かっている。

だが、ハーフタイムに見たものは本当に不快だったと言わざるを得ない。

いつもは(解説する)試合が終わったら、私はただその場を去るだけだ。でも、数分座って、『どうなってんだ?』って感じだった。

自分が見たものは本当に不快だった。舞台裏で何が起きているのかは分からない。

だが、ピッチにいる数人は小さなマフィアのように見えた。選手たちと監督が断絶しているようだった」

レーマンはネヴィルのこの指摘に賛同していたようだ。

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