日曜に行われる予定であったマンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールの試合は、ファンの暴動によってオールド・トラッフォードが使用できなかったために延期されることになった。

スタジアム周辺に集まった暴徒は数千人に及んだと伝えられており、オールド・トラッフォード内部にも200人以上のファンが突入していた。

それを受けて両クラブとプレミアリーグ、評議会などで話し合った結果、選手や関係者の安全が確保できないとして試合の開催を断念した。

【動画】警察と激しく衝突するマンチェスター・ユナイテッドのファン

『Mirror』によれば、この事件に対する裁定は2種類考えられるという。

イングランドサッカー協会(FA)のルールブックにおいては、もし試合観戦の妨げとなる過失があった場合、過失がなかったチームの不戦勝になると明記されている。

ただ、一方で試合を中止するという判断がマンチェスター・ユナイテッドから出たものではなかった場合、制裁の発行はないとも書かれている。

今回の場合、マンチェスター・ユナイテッドのホームゲームを中止するという判断にはなったものの、それが警察の命令であり両クラブがそれに同意したという経緯であったと認められれば、スケジュールの延期のみという扱いになるという。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手