EURO2020に向けた26人の代表メンバーを発表したフランス代表。

脅迫事件への関与をめぐって追放状態にあったカリム・ベンゼマが驚きの復帰を果たした。

『lequipe』によれば、ディディエ・デシャン監督は彼についてこう述べていたとのこと。

ディディエ・デシャン(フランス代表監督)

「(オリヴィエ・ジルーとベンゼマの競争になるのか?)

常に競争はある。だが、ジルーとベンゼマが3年以上もこのグループで一緒だったことを忘れてはならない。

私はフランス代表の利益のために選択をしている。ベンゼマの招集でそうすることになると思う。

だが、長年に渡ってフランスがいくつものタイトルを勝ちとったことも忘れてはいけない」

「(ベンゼマはグループを不安定化させうるか?)

その答えはとても短いものになる。

私の選択に対する答えをあなたは持っている。さもなければ、私は違う選択をしただろう」

「(メンバー数が23人から26人に拡大されたことでベンゼマは代表入りできたわけではない)

彼が23人には入らなかったと言えば彼を怒らせることになるだろう。保証する、彼は23人でも入っていた」

「カリムは馬鹿ではない。チーム全員が友達というわけではないが、雰囲気はいいはずで、住環境(居心地?)は大事だ」

代表チームの最善を考えて復帰を決断したようだ。デシャンはベンゼマと話し合ったうえで、熟慮したとも述べている。

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一方、マンチェスター・ユナイテッドFWアントニ・マルシャルらは落選。デシャン監督は「マルシャルはここにいるべきだったが、無理だった。コンディション的に許されなかった」と述べていたという。

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