オランダ2部リーグの昇格プレーオフで、サポーターによる非常に激しい暴動が発生した。

24日に行われたNACブレダとNECナイメーヘンの試合が現場となった。

地元ブレダの過激なサポーターグループがスタジアムの中に侵入しようとし、警護していた治安部隊と衝突した。

当局側は車を配置してガードしたものの、サポーターグループは防護柵や花火、石などを投げて攻撃を行い、大規模な衝突に発展した。

【動画】あまりにも激しすぎるオランダの大暴動。鉄の柵や花火が投げられ、当局も抑えきれず

しかも、その中で一人のサポーターが命を落とすという出来事もあった。

スタジアムを出たサポーターの一人が体調を崩して倒れ、救急車が呼ばれていたものの、暴動のために会場へと近づくことができず。

サポーターは路上で蘇生措置を受け、後に病院へと運ばれることになったが、残念ながら治療が遅れたために命を落としてしまったという。

なお、この試合はアウェイのNECナイメーヘンが2-1で勝利を収めており、来季の1部昇格に成功。一方NACブレダは2部残留が決まっている。

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