先日タジキスタンを相手に4-1と勝利を収めた日本代表。11日にはノエビアスタジアム神戸でセルビア代表との親善試合を戦った。
相手となるセルビアは、日本でもプレーした名選手ドラガン・ストイコヴィッチが監督を務めており、試合前には日本についてのインタビューなど様々なコンテンツが話題になった。
そして試合でもストイコヴィッチは日本をよく知っていることを証明するような試合を展開してきた。
5バックのシステムでラインを低めに保ち、裏のスペースを取られることと、クロスを入れられた際にも人数を揃えて弾き返すことを徹底。
ボールをもたせることで日本の後ろを薄くさせ、焦れて雑なプレーが出たところでカウンターを仕掛け、少ないチャンスをゴールに繋げようとしていた。
その狙い通りになかなかセルビアの守備を崩せない日本は、決定機を作りきれない上に前半の終盤に何度かピンチを迎えるなど、ピクシーの魔法にかけられていた。
しかし後半開始からまもなく、日本が先制点を奪取する。室屋成のクロスからコーナーキックを獲得すると、鎌田大地が蹴ったボールをニアで谷口彰悟がヘッド。それがファーに流れたところを伊東純也が押し込み、ようやくネットを揺らすことに成功した。
後半のセルビアはよりラインをあげてボールを奪いに来たが、日本はその分攻撃でのチャンスが増加し、その中で均衡を破った形になった。
64分にはさらに伊東純也の飛び出しからのクロスをオナイウ阿道がゴールに押し込むも…これはオフサイドと判定され、代表初ゴールはならず。
【⚽️ #キリンチャレンジカップ2021 🇯🇵 #日本 × #セルビア 🇷🇸】
— フジテレビサッカー (@cxfootball) June 11, 2021
後半19分⏰
右サイド抜け出した #伊東純也 のクロスを #オナイウ阿道 が押し込むも…⁰オフサイドの判定!
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【動画】オナイウ阿道のゴール未遂シーン…果たしてこれはオフサイドだったのか
しかしそれでも大崩れせずに試合を進めた日本は、1-0というスコアでストイコヴィッチ率いるセルビアに勝利をおさめることに成功した。
ただ、先制点を決めた伊東純也は後にネマニャ・グデリのタックルで足を負傷してしまい、そのまま交代に。その状態については少し心配されるところだ。