ブラジルのパライーバ州選手権決勝が行われるエスタディオ・アミガォンで、試合前日に大きな事件が発生したとのこと。

今季のパライーバ州選手権はカンピネンセとソウザの2チームがファイナルまで勝ち上がり、木曜日に試合が行われる予定だった。

しかし『Globo』によれば、水曜日の夜中になんとスタジアムに窃盗団が入り、照明関係の配線が盗まれてしまったとのこと。

窃盗団はスタジアムの照明塔の一つのカギを破壊し、その中に侵入。内部に張り巡らされた銅線を盗んで逃げていったとのこと。

このところスタジアムがあるカンピナ・グランデでは配線が盗まれる事件が頻発しており、エスタディオ・アミガォンもその被害に遭ってしまった。

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だが幸いにして盗まれたのは1つの塔だけであり、試合のキックオフ時間が午後4時であることから、これでも照明の光量は問題ないと判断されているよう。

試合が正常に行えるように最低限の修復を行い、予定通り州選手権の決勝戦を開催する方針であるとのことだ。

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