欧州各地で行われているEURO2020は有観客で開催されている。欧州主要リーグでも来季中にはスタジアムに観客が戻ってくるはずだ。

そうしたなか、ドルトムントはチケット価格の値上げに踏み切ったという。

『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』などによれば、平均すると当日チケットは1.5ユーロ(200円)、シーズンチケットは15ユーロ(2000円)の値上げになるそう。

その代りにクラブはドルトムント都市事業公社と協力してファンの移動費の負担を減らすことにした。

これまでもホームゲームのチケットには試合当日の公共交通機関分も含まれていた(実質無料)。ただ、これまではライン・ルール都市圏内に限定されていたそう。

来季からはその適応範囲を広げて、ノルトライン=ヴェストファーレン州全域で往復分が無料になるという(同州の広さは3万平行キロメートル以上で国内では4番目の大きさ。ドルトムントのシーズンチケットホルダーの9割は同州内に集中)。

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ホームゲーム限定ではあるものの、シーズンチケットだけなく当日チケットでも無料になるとのこと。この施策は車での遠征に代わって電車の利用を促すことでCO2排出量を減らす目的もある。

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