バルセロナのウスマヌ・デンベレとアントワーヌ・グリーズマンによる日本人への差別発言問題。

渦中の2人が謝罪メッセージを出すなか、バルサのスポンサーである楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏はこのようなツイートをした。

「FCB(FCバルセロナ)の選手が差別的発言をした事について、クラブのスポンサーまた(日本への)ツアーの主催者としてとても残念に思います。楽天はバルサの哲学に賛同し当クラブのスポンサーをしてきただけにこのような発言は、どのような環境下でも許されるものではなく、クラブに対して正式に抗議すると共に見解を求めていきます」。

三木谷氏が発したこのメッセージは各国のメディアで報じられている。

スペインの『AS』は「楽天がバルサに正式抗議。バルサの財政的問題を考えれば、クラブのメインスポンサーを怒らせることはカンプ・ノウでうまくいきそうにない。選手2人に何らかの措置が講じられるのかはまだ不明」と報道。

『ESPN』も「バルサがメインスポンサーである楽天からの反発に直面。ESPNはバルサにコメントを求めた。バルサ、スペインとフランスの両サッカー連盟による選手に対する処罰の可能性についてはまだ確認がとれていない」と伝えた。

また、『The Athletic』でも「バルサのユニフォームスポンサーである楽天の三木谷氏はグリーズマンとデンベレを批判。2人の行動は容認できないとして、両者に対する非難・告発についてクラブと話し合う見込み」と伝えている。

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グリーズマンは日本へのツアー中にアジア人を嘲笑する差別的表現である「Ching Chong」を口にしていたことが新たに物議を醸しており、それについても海外メディアで取り上げられ始めている。

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