トーマス・トゥヘル監督のもとでUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたチェルシー。
昨季はティモ・ヴェルナーやカイ・ハヴァーツらを獲得したが、アーリン・ホーランの獲得も目指しているとされている。
そうしたなか、『The Athletic』は「チェルシーの若手たちはトップチームに進めるかを不安視している」と伝えた。
今夏、チェルシーはアカデミー出身で高く評価されていたDFフィカヨ・トモリをミランに売却。また、一部ではトモリ以上に評価されていた21歳DFマーク・グエヒも低い移籍金でクリスタル・パレスに売却される予定だ。さらに、同じくアカデミー育ちだった19歳のDFディナル・シミーもチェルシーからの2年契約を断って退団を選んでいる。
2年前と対照的な状況に置かわれているチェルシーの若手たち。当時はFIFAからの補強禁止令があったため、フランク・ランパード監督は若手を積極的に登用していた。
だが、そのムードはトゥヘル就任後に一変。チームを劇的に引き上げた新指揮官のもとでは、タミー・エイブラハムは重用されず、ビリー・ギルモアも今夏のローンを決断した。
そういったクラブの状況を見た若手選手たちはトップチームにおける自分たちの将来の不安視しているようだ。
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