24日、東京五輪の女子サッカーグループステージ第2節が行われ、日本はイギリスに0-1で敗れた。
カナダ戦から中2日。先発5人を入れ替えた日本は、序盤からペースを握る。GKに山下杏也加が入ったことで最後尾からのビルドアップが安定し、また今大会初先発の杉田妃和が相手のキープレイヤーであるDFルーシー・ブロンズに自由を与えない。
前半は日本がたびたびゴール前に迫り、カウンターから田中美南が惜しいシュートを放つ場面もあった。後半になってもその流れでゲームは進んだが、選手交代なども影響してか時間の経過とともにイギリスが押し込み、セットプレーのピンチも増えていく。
迎えた74分、イギリスはブロンズのクロスから、日本の前にこれまで何度となく立ちはだかってきたエレン・ホワイトが頭でゴールに流し込み先制。
【関連記事】東京五輪、「見逃すべきでない女子ベストイレブン」
日本も終盤、カナダ戦で値千金の同点ゴールを決めた岩渕真奈を投入したものの、1点が遠く、イギリスが2連勝を達成。1分1敗となった日本は、ベスト8進出のために27日のチリ戦は勝利が必要となる。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ