昨季はイタリア・セリエAを制覇することに成功したインテル。そのエースとなったロメル・ルカクが、今夏退団の可能性を高めているようだ。

『Telegraph』によれば、インテルは現在新型コロナウイルスによる影響を受けて深刻な経営難に陥っており、資金が足りない状況となっているよう。

ロメル・ルカクには古巣でもあるチェルシーから1億ポンド(およそ152.3億円)+マルコス・アロンソという条件でのオファーが舞い込んでおり、これを受け入れなければならない可能性が高いという。

チェルシーはルカク個人に対しても週25万ポンド(およそ3800万円)、年俸に直せばおよそ20億円という条件を提示しているとも。これはマンチェスター・ユナイテッド時代の週20万ポンドを大きく超えるものだ。

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昨季までチームを率いていたアントニオ・コンテ監督ともすでに別れなければならない状況となったインテル。今後は選手に対しての給与削減も行われると言われる。

またルカクとともにダブルエースとなっていたラウタロ・マルティネスについても退団の噂があり、アーセナルが好条件のオファーを送っているとも。

イタリア・セリエAでフォームを取り戻したことから、インテルへの残留を明言していたルカク。しかしクラブの事情がそれを許さないのか…。

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