東京オリンピック準決勝でスペインに敗れた日本代表。銅メダルをかけて戦うのはメキシコだ。

グループステージでの対戦では2-1で日本が勝利しているが、簡単な試合ではなかった。

メキシコ代表選手もメダルへの強い思いがあるようだ。『mediotiempo』によれば、オーバーエイジで参加しているMFルイス・ロモがブラジル戦後にこう話していたそう。

ルイス・ロモ(メキシコ代表MF)

「金と銀のためには戦えないが、次の目標は銅メダルなのは非常にはっきりしている。

我々は手ぶらで帰国することはできない。オリンピックでのメダル獲得のチャンスはモチベーションになる。

銅メダルのために戦い、最善のやり方でそれをやらなければいけない」

この時点では相手が日本なのかスペインなのかは決まっていなかったが、手ぶらでは帰れないとの思いがあるようだ。ちなみに、ロモは牡蠣漁師の息子だそう。

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2012年のロンドン大会で優勝したメキシコだが、1968年大会では日本に苦汁をなめさせられている。

地元メキシコシティーで開催された五輪の3位決定戦で日本相手に敗れてメダルなしに終わっているのだ。一方、日本男子サッカーが五輪のメダルを獲得したのはこの時だけ(当時は年齢制限なし)。

立場が逆になった53年ぶりの再戦はどのような結末になるだろうか。

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