川崎フロンターレは10日、U-24日本代表MF三笘薫がプレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオンへ完全移籍することを発表した。

三笘は1997年生まれの24歳。川崎のアカデミーから筑波大学を経て2020年にプロ入りすると、1年目から大活躍。リーグ戦で13ゴール12アシストを記録し、チームの二冠に貢献するとともに自身もJリーグベストイレブンに輝いた。

東京五輪では怪我によるコンディション不良でなかなか持ち味を発揮できなかったが、メキシコとの3位決定戦では圧巻のドリブル突破から1ゴールを記録している。

大卒1年半でのプレミアクラブ移籍は異例中の異例。なお、ブライトンの発表によれば三笘は2021-22シーズン、傘下のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへローンされる。おそらく英国の就労ビザ取得のための移籍となる。

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川崎は、三笘の1学年年上の板倉滉と三好康児、同1学年年下の田中碧に続く、アカデミー出身選手の欧州移籍。三笘はトップチーム昇格が内定しながら大学進学を選択した経緯があるため、「トップ昇格選手」の欧州移籍は4人連続となる。

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