新型コロナウイルスの影響によって、大きな経済的ダメージを受けている欧州サッカー界。

イタリアの全てのスタジアムが観客を入れられなくなり、入場料での収入がほとんど得られない状況が続いていた。

そして『Calcio Finanza』によれば、ユヴェントスの2020-21シーズンにおける会計は「1億9070万ユーロ(およそ248.8億円)の赤字」になったという。

これはユヴェントスの株式63.8%を所有している親会社Exorの会計から明らかになったものだという。

ユヴェントスはこれで4年連続の赤字を計上している他、2019-20シーズンの-8970万ユーロ(およそ117億円)と比較して2倍以上の損失となっているとのこと。

なぜこのような赤字が出たかという点で言及されているのは、ユヴェントスがイタリアで唯一スタジアムを完全自社保有していること。

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チケットによる収入の割合が他のクラブよりも多いため、パンデミックによっての打撃が大きくなっているという。

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