29日に行われたJリーグ第28節の川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸は、3-1というスコアで終了した。

先制点を決めたのは敵地に乗り込んだヴィッセル神戸。13分にイニエスタからのロングボールで大迫勇也が抜け出し、その折返しを武藤嘉紀が押し込む。

武藤嘉紀にとっては先週末に続いての2試合連続ゴールとなり、幸先の良い前半戦になった。

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しかし後半に入ると川崎フロンターレが反撃。ペナルティキックを2回立て続けに奪われ、家長昭博のシュートは外れたものの、次のレアンドロ・ダミアンには決められてしまう。

1-1に追いつかれたあともペースを握れず、そのままヴェルマーレンのオウンゴールと家長昭博のゴールで2点を奪われ、3-1での逆転負けとなった。

神戸を率いている三浦監督は「ハーフタイムでは皆気をつけていたが、リードをしているという事実によってアラートさを欠いてしまった。それをフロンターレに突かれてしまった。PK2本は本来ありえないこと」と後半の入り方を嘆いていた。

また、先制点を決めた武藤嘉紀は「ムードは出ている選手で変えなければいけない。もっと覇気や負けん気を出していかないと。きれいなサッカーで勝てるほど楽なリーグではないし、それほど力のあるチームではないので、勘違いせず泥臭く戦うことが大事になってくる」とも振り返っていた。

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