2019年10月の試合以降、女性のサッカー観戦が禁止されてきたイラン。しかし12日のワールドカップ予選では2年ぶりに入場が解禁されるという。
『Besoccer』によれば、12日にアザディ・スタジアムで行われるイラン代表対韓国代表の試合で、久々に女性の観戦が許されることになったそう。
イランでは1979年に発生したイスラム革命のあと、「不適切な男性の行動から女性を保護する」ため、女性のサッカー観戦が禁止された。
国際サッカー連盟(FIFA)は長くイランに対して女性のスタジアム入場を許可するよう求めてきたが、これまで断続的に一部が解禁されるのみとなっていた。
2018年には1000人まで、件の2019年10月に行われたカンボジア戦では3500人までしか女性向けのチケットは販売されていなかった。
【動画】8万人中3500人の女性入場が許されたカンボジア戦。イラン代表は14-0で大勝した。
ただ今回、イラン代表を後押しするということもあって、女性がサッカーを観戦することを許可するという判断を下したという。
しかしこの許可については現在韓国戦1試合のみとなっており、今後どのような対応が行われていくのか注目されそうだ。