フランスがスペインを1-2で下して優勝を決めたUEFAネーションズリーグ決勝。
ただ、オフサイドポジションにいたキリアン・エムバペの決勝ゴールが物議を醸している。
エムバペにパスが渡る前にスペインDFエリック・ガルシアのスライディングタックルがわずかにボールに触れていた。
ルールでは「オフサイドポジションにいることは、反則ではない。オフサイドポジションにいる競技者は、相手競技者が意図的にプレーしたボールを受けたとき、意図的なハンドの反則を犯した場合も含め、利益を得ているとはみなされない」と定められている。
パスカットしにいかずスルーすればオフサイドだったのだが、エリック・ガルシアが意図的にボールにプレーしたため、エムバペにオフサイドは適用されなかったというわけ。
そうしたなか、ベルギー代表で最多キャップ数を誇るDFヤン・ヴェルトンゲンもこの話題に言及。ルール的にはオフサイドではなくゴールという元審判の発言を引用しつつ、「サッカーで最悪のルール!!どうか解決してほしい」と訴えた。
当事者のエリック・ガルシアもあの状況でDFがボールに対してプレーしないことは絶対に無理だと述べている。