ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦に2-1で勝利した日本代表。
この試合でも追い込まれたが、終了間際に勝ち越して劇的な勝利を手にしている。
かつて日本代表監督を務めた岡田武史さんはDAZNで解説を担当。試合後には安堵しつつ、やや感極まっていた。
岡田さんはうっすら涙を浮かべていたように見える…。
岡田武史(元日本代表監督)
「いやぁ本当にホッとしたっていう感じですよね…。
周りから見ていて、彼らがどういう気持ちで今いるかっていうのが分かるだけに、何とかしてやりたいなぁと思っていても何にもできないからね。
もう本当はね、試合見るの嫌なんだよね…ドキドキしちゃうから。それを解説なんてしてるんだからなぁ…」
「(同点にされた後も)チャンスは何回か作ってましたし、もう一回くらいはあるだろうなぁと。
そのもう一回がああいう形で自殺点でね、オウンゴールになるっていうのはね、ちょっと神様が微笑んでくれたなぁと。
勝つ時は、『あれ、やられたな』と思うのに(相手の得点が)入んなかったりするけれど、負けてうまくいかない時は、まだ全然大丈夫だと思ってるのにドンと入っちゃったりするもんなんですよ。
これって自分でどうすることもできないんですけど、そういう運を掴み取るために日頃からどれだけのことをきちっとやっているかということなんですよ。
多分、この森保のチームっていうのは、そういう小さいことからきっちりやってきているんですよ。
それなのにここまであんまり微笑んでくれなかったんですよ。ようやく今日何かオウンゴールという形でね、微笑んでくれたかなぁという気がしました」
先日、雑誌で対談した際にも森保監督への信頼を口にしていた岡田さん。
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自身も代表監督という想像を絶するプレッシャーを経験しているだけに、森保監督の心中を思いやって、思わず感情的になっていた感じだろうか。