リーグ開幕3連敗と最悪のシーズンスタートとなったアーセナルだが、最近6試合は4勝2分とV字回復を見せている。
移籍期限最終日に加入した日本代表DF冨安健洋も右サイドバックのレギュラーとしてチームに貢献。
そうしたなか、ご意見番であるギャリー・ネヴィルはアーセナルへの評価をあらためたようだ。
アーセナルが8月14日に行われたブレントフォードとの開幕戦に敗れた際、彼は「アーセナルのプランが分からない。選手補強が本当に下手だ。他クラブと比べても下手」と指摘していた。だが、先日の『Monday Night Football』では、こう話していたそう。
ギャリー・ネヴィル
「(ブレントフォード戦のメンバーは)本当に枯渇していた。
2週間前のブライトン戦、1週間前のトッテナム戦の先発メンバーを見ると、いいバランスがとれている。
GKは変わったし、ガブリエウはベン・ホワイトの隣に戻ってきた。
右サイドバックとして冨安はホワイトをよく引き立てている。彼はセンターバックとしてプレーしていたからね。
トーマス・パーテイとアルベール=ムボヨ・ロコンガは中盤にかなりの強さをもたらしているし、オーバメヤングの後ろにいる(2列目の)3人は才能に溢れている。そして、最前線にはいいゴールスコアラーがいる。
今のチームのままでミケル・アルテタ監督が怪我人を避けることができれば、多くの試合に勝つだろう。
彼(アルテタ)は選手たちをフィットさせ続ける必要はあるが、シーズン序盤の我々は(アーセナルへの評価が)少し手厳しすぎたかもしれない」
ホワイトとロコンガは開幕戦から出場していたが、冨安とGKアーロン・ランズデイルが起用されたのは第4節から。
ネヴィルは、今のアーセナルはかなりバランスが改善されており、序盤とは違うチームになったと感じているようだ。