今夏PSVからユヴェントスに移籍すると即サンプドリアにローンされたモハメド・イハターレン。

将来を嘱望される19歳の大器だが、今季はまだ1分もプレーしていない。

『calciomercato.com』によれば、現在は家族の問題でオランダに戻っているが、サンプともユーヴェともこの3週間ほど音信不通になっているようだ。

彼は17歳だった2019年に父親を亡くしているが、父の死去後に重い鬱病を発症したそうで、現役引退も考えているという。

その父は家長として非常に強い存在で、子供たちを見守りつつ、厳格に決断を下すこともできる人物で、それを兄が支えるという構図だったそう。だが、父が亡くなってからは、そのバランスが崩れてしまったとも。

ただ、この引退説をめぐっては情報が錯綜している。オランダのメディアは、選手の関係者からはまだ確認がとれておらず、サンプとのローンを打ち切るであろう1月1日から全てが変わる可能性があるとも伝えている。

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また、イハターレンの代理人はミーノ・ライオラが務めているが、近々代理人を変えるという話も。ライオラに代わって彼を指導してきたのだが、個人マネージャーのホセ・フォルテス・ロドリゲス氏だが、同氏は今回の件についてコメントしなかったという。

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