昨年末に60歳で死去したディエゴ・マラドーナ。彼の生涯を描いたドラマ「Blessed Dream」がAmazon Prime Videoで配信されている。

そうしたなか、ラツィオはこのドラマのワンシーンに対する抗議声明を出した。

問題視しているのは、マラドーナに扮した俳優が「あいつらファシストは俺たちに恥をかかせようとしている」と言うシーン。ナポリ時代のマラドーナがラツィオと対戦する際に同様の発言をしていたと描いているようだ。

ラツィオ公式声明

「Amazon Primeのマラドーナシリーズの質については、視聴者に判断してもらう。

だが、我々が目にした数秒のシーンは馬鹿げていると言える。

アルゼンチンのチャンピオンが決して言わなかったであろう言葉を恣意的に言わされているという点で。

「あいつらファシストは俺たちに恥をかかせたい」。

当時のラツィオはタイトルを争うチームを止められるような理想的な状態ではなかった。恥をかかせるなど言うまでもない。

それから、ファシズムへの言及は明らかに中傷的な意図があり、より一層不快だ。

要するに、彼らは我がファンとクラブを侮辱するとんでもないことをやった。

これは現実やマラドーナ自身の考えからも逸脱したものだ。

彼はラツィオの友であることを何度も示した。フォルメッロ(ラツィオの練習場)を訪れた際、彼は我々の歌を歌い、ユニフォームも交換した。

ラツィオと偉大なチャンピオンの記憶を汚すような現実離れして苦痛を伴うシーンのカットを要求する」

マラドーナ擁するナポリは1986-87、89-90シーズンにセリエAで優勝を成し遂げている。

 

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一方、ラツィオは1985~88シーズンまではセリエBを戦っているような状態だった。

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