プレミアリーグ第16節、敵地でのリヴァプール戦に1-0で敗れたアストン・ヴィラ。
敵将としてアンフィールドに凱旋したスティーヴン・ジェラード監督にはリヴァプールサポーターからも喝采が送られた。
そんな注目の一戦は、モハメド・サラーのPKで決着。終了間際にはヴィラFWダニー・イングスがGKアリソンと接触するシーンがあったが、ヴィラにPKは与えられず。
『BBC』によれば、ジェラード監督とリヴァプールDFファンダイクはそのシーンについてこう述べていたそう。
スティーヴン・ジェラード(アストン・ヴィラ監督)
「全体的なプレーでは、リヴァプールのほうがよかったと思う。
スタイルは相手が上だったが、我々は長い時間にわたって相手を封じ込めることができた。
最終的に試合はPKで決まった。この試合では2つのPKインシデントがあった。
リヴァプールはそれを勝ちとったが、見てみれば、サラーのほうが最初にタイロン・ミングスにファウルをしている。
試合に負けるのはいつだって辛いものだ。
もし、腕がアリソンのほうにいけば、それはファウルだ。では、なぜイングスへのファウルが与えられなかったのか?答えたい質問だが、今の私には答えられない。
我々は“ソフト”なPKで負けてしまった。きちんと見れば、最初にファウルされていたのは、タイロンだったからね。
(ピッチ脇のモニターで)主審が確認しなかったのはがっかりした。
(チームの)献身性と応用力という点では、これ以上なく満足しているし、誇りに思っているけれどね」
フィルヒル・ファンダイク(リヴァプールDF)
「あのシーンは覚えているが、あれがPKになるのかは分からない。
相当な数のカメラがあるけれど、彼らはPKを与えなかった」
「(ジェラードがアンフィールドで喝采を受けたことは)当然だよ。
彼はリヴァプールの全てだからね。リヴァプールのことを考えるなら、彼のことを考えることになる。
彼はレジェンドだし、これからもずっとそうだろう。ここでは常に歓迎されるはずさ。
彼にとっては感動的なものだったし、彼もそれを否定できないと思うよ。彼の凱旋はいいものだった」
また、ユルゲン・クロップ監督は「私が永遠にここにいることはないので、(将来的には)スティーヴィにやって欲しいね!彼は間違いなくいい監督だ」とジェラードを讃えていた。