セレッソ大阪は5日、日本代表MF坂元達裕がベルギー1部のオーステンデへ期限付き移籍することを発表した。

移籍期間は2022年1月4日から同6月30日までの約半年間となる。

坂元は東京都出身の25歳。2019年に東洋大学からモンテディオ山形へ加入すると、1年目から主力として活躍。翌年移籍したセレッソ大阪でもすぐに右サイドのレギュラーを奪い、鋭い切り返しでリーグ屈指のサイドアタッカーと評されるようになった。

以下は移籍に際してクラブから発表された坂元のコメント。

坂元達裕

「このたび、ベルギー1部のKVオーステンデに期限付き移籍することが決まりました。まず今回の挑戦を受け入れてくれたセレッソ大阪に心から感謝します。そしてどんな時も会場に足を運んで応援してくれた皆様、テレビの前で応援してくれたファン、サポーターの皆様には感謝してもしきれません。

まだ移籍して2年しかたっていませんが、常に背中を押し続けてくれるファン、サポーターの皆様、監督をはじめとするスタッフの方々、そして選手達のおかげで、セレッソ大阪が大好きになりました。

2021年シーズンは、序盤は納得のいく試合、プレーが出来ていたものの、後半戦は個人としてもチームとしても満足のいく結果が残すことが出来ず、タイトルをかけた試合で決定的な仕事をすることができない不甲斐なさ、自分の力のなさに、このままでいいのか?と考えるようになりました。

常に挑戦するという自分のテーマの中で、どこかで安定を求めている自分に気付き、今回新しい地でチャレンジする事を決めました。挑戦するからには後悔しない活躍をします。ここまで自分を成長させてくれたセレッソ大阪に、ここから一回りも、二回りも成長した姿を見せられるように頑張ります!」

2021年には日本代表デビューを果たし、ここまで2試合に出場している坂元。

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しかし、代表の右サイドは伊東純也、久保建英、堂安律などがいる“激戦区”の一つ。その競争に打ち勝つため今回の移籍を決断したのではないかとみられる。

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