バルセロナからアストン・ヴィラにローン移籍したフィリペ・コウチーニョ。
かつての同僚であるスティーヴン・ジェラードが率いるチームに新天地を求めた彼がド派手なデビューを飾った。
2点をリードされたマンチェスター・ユナイテッド戦の後半途中に投入されると、1ゴール1アシストと大暴れ。2-2の引き分けに持ち込む英雄的な活躍を見せたのだ。
リヴァプール時代のコウチーニョはユナイテッドとのリーグ戦でゴールもアシストもしたことがなかったが、ヴィラではわずか14分でゴールを奪ってみせた。
【動画】ヴィラの救世主!コウチーニョ、ユナイテッド戦での英雄ゴールシーン
そのコウチーニョが入団会見時に左手首につけていた赤いヒモが話題になっている。これは彼がバルサ時代からつけているもの。
この赤いヒモはもともとはリオネル・メッシが2018年W杯でのPK失敗後にジャーナリストからお守りとして貰ったものとされている。その後、メッシはそれをコウチーニョに託したとか。
バルサでは苦汁を味わったコウチーニョだが、ヴィラで復活となるだろうか。
フィリペ・コウチーニョ(アストン・ヴィラMF)
「こういう試合やプレミアリーグが恋しかった。
新しいチームメイトたちとここにいれらることがとても嬉しいよ。
いいスタートだった。最後まで信じ続けていたし、負けなかった。
(試合前は緊張していたか)そうだね、少し。英語がそれほどうまく喋れないので、話しているよりはピッチにいるほうがいい。
嬉しいよ。最初の試合だったし、もっとよくなるようにハードワークしたいね。
(プレミアから離れていた期間は)多くの浮き沈みがあった。
それはもう過去のことだし、僕はこのクラブと監督の目標に集中しているよ。チームメイトとクラブを助けるためにいい仕事がしたい」
スティーヴン・ジェラード(アストン・ヴィラ監督)
「Phil(コウチーニョ)は自分が愛されている、応援されていると感じられる場所、笑顔でフットボールを楽しめる場所にいる必要がある。
誰だってその仕事を楽しめないなら、パフォーマンスを発揮してベストを出すことは難しいからね」