深刻な財政難によって、厳しい戦いを強いられているバルセロナ。

その一方、バルサ女子チームはとんでもない強さを見せつけている。

今季の公式戦25試合に全勝。得点数130・失点数5というすさまじい戦績を残しているのだ(画像はsoccerway)。

アトレティコ女子とのスーペルコパ決勝にも7-0で圧勝したのだが、試合後に素敵な光景があった。

脳腫瘍から2年ぶりに復帰したアトレティコMFビルヒーニャ・トレキージャを全員で胴上げしていたのだ。

かつてバルサでもプレーした27歳の彼女はスペイン代表として2019年の女子W杯に出場した選手だが、2020年に脳腫瘍と診断され手術を受けた。

それからおよそ2年が経ち、古巣バルサ戦に後半40分から出場して見事に復帰を果たした。

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そのトレキージャは「この時をどれほど夢見ていたか…こんな風になるとは想像していませんでした。負けるのが好きな人はいないし、こんな形ならなおさら…。でも、女子サッカーがまた勝ったんだと心から感じています。私たち全員が、肌の色や壁も関係なく…。ありがとう、ありがとう!」とのメッセージを出している。

また、この試合でハットトリックの活躍を見せたバルサFWカロリーナ・ハンセンも「彼女がこの試合のベストプレイヤー。彼女、サッカー界、スペインの女子サッカーにとって、素晴らしい日になりました」と讃えていた。

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