この冬にセルティックに移籍した井手口陽介。

3部アロア・アスレティックとの国内カップ戦で初スタメンを飾るも、足首へのタックルで負傷交代を余儀なくされた。

【動画】足首ぐにゃり…井手口が食らった“胸糞”タックルシーン

セルティックはこの試合で井手口を含めて3人が負傷交代になっている。『BBC』によれば、ポステコグルー監督は主審が試合をコントロールできていなかったと苦言を呈したという。

アンジ・ポステコグルー(セルティック監督)

「状況をコントロールできているとは思えなかった。

選手たちが自分でなんとかしてしまうのは一番避けたいことだ。

レフェリーには両方の選手を守ってもらいたい、意図的な行為だけでなく、時にある無謀な行為からも。

私が監督してきたどの国でも、大きな大会でも、シーズン前にレフェリーと話し合いを行い、彼らが求めるビジョンを示してもらう。

ルールは常に微調整されているが、無謀や危険なタックルは必ず罰せられるとレフェリーが示すことは常に一貫してきた。選手を守るための大きな要素であるからだ。

今年も例外はなかった。(井手口への)タックル映像を見せれば、レフェリーが裁くものであることが分かるはずだ。

正直に言うと、試合終盤に何人かの選手に伝えた。タックルしなくていいから、自分の体に気をつけろと。これ以上怪我させたくなかったからね。

時に選手が無謀になることもあるが、それが許されるわけではない。

うちには重傷を負った選手もいるし、幸い無事だった選手もいる。それが、あの日の展開に失望している理由だ」

審判が試合をコントロールできていなかったため、選手たちには、激しいプレーは避けて、自分の守るように伝えていたとのこと。

なお、井手口へのタックルでイエローカードを貰った相手選手にはスコットランドサッカー協会が遡及的な処分を検討しており、木曜にその審理が行われる。

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