27日に行われた中国戦で2-0と勝利を収め、ワールドカップ予選のグループB2位を守ることに成功した日本代表。

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全体的には常にペースを握って攻撃を行える展開ではあったが、終盤にはやや攻めあぐねる状況も目立ち、フリーキックでは際どいところにシュートを飛ばされるピンチも。

ウェイ・シーハオが蹴ったボールは3枚で形成された壁の間を抜け、ゴールの枠からわずか左外に飛んでいった。

28日の記者会見でその場面について聞かれた権田修一は以下のように話し、「チーム全体で修正すべき部分」と振り返った。

権田修一

「あれはあってはいけないことですね。実際に壁に入っていた選手が一番よくわかっていると思います。

結果シュートは外れましたが、ある程度ニアのコースを切ってくれるという前提で壁を立てているので、そこで間を抜けてくるとそもそも立てていいのかと感じてしまいます。

この予選を通して、3枚で壁を作ることがなかなかありませんでした。ああいう時には4枚か5枚で、さらに壁の下に1枚置いて足元を抜けないようにしてジャンプするとか、そこの統一感っていうのは持っています。

ただ、今回は3枚で飛んでいる選手と飛んでいない選手がいて、その間を抜けてしまっている。本当やられなくてよかったです。

あれが入ってしまっていたら、流れが変わって引き分ける可能性もあったと思います。これからの戦いにおいては、そのようなプレー一つで結果が得られないこともある。

あそこで壁が割れたことよりも、『全員がジャンプするのか、しないのか』という意思統一ができていれば起きなかったことだと思います。

そこは、壁に入った選手がどうこうというよりは、チームとしてしっかり修正していかなきゃいけない部分なのかなと思っています」

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