世界各地で行われているワールドカップ予選。

チリは海抜2260メートルの砂漠にあるスタジアムにアルゼンチンを迎え撃った。

この試合で物議を醸したのが、ブラジルの審判団。副審たちが黄色のフラッグではなく、棒に蛍光色のベストを巻きつけた物を手に持っていたのだ。

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『Globo』などによれば、副審たちはフラッグを滞在しているホテルに置き忘れてしまったそう。

スタジアム到着後にそのことに気付いたが、試合を遅らせることなくホテルまで戻るのは不可能と判断。そこで、フラッグが届くまでは、急遽こしらえた代用品で試合を裁くことにしたそう。

南米サッカー連盟は「仕事をするための基本的な道具を持っていなかったことで、試合の正常な進行が危ぶまれた」として、2人に4か月の職務停止を命じている。

なお、試合は1-2でアルゼンチンが勝利。ただ、アルゼンチン代表MFロドリゴ・デパウルは「ホテルに着いたら、室内は32度もあり、エアコンも効かなかった。窓を開けたら、サイレンが鳴っており、ほとんど眠れなかったし、水もなかった」とアウェイの洗礼に浴びたと明かしていたそう。

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