アジア最終予選のサウジアラビア戦を控える30日、日本代表のDF長友佑都がリモートでの取材に応じた。

先日中国代表に快勝しW杯出場圏内のグループ2位を確保しているものの、依然として日本代表への風当たりは強い。特に35歳になった長友佑都に対しては厳しい目が向けられている。

ただ長友はそれを歓迎しており、「むしろまだ足りない」と訴えた。

長友佑都

「10年以上日本代表でやってきて、良い時の自分、長友佑都という存在を(ファンが)分かっていると思う。なので、ちょっとでもそのプレーができないと批判されるのは当然だろうと思います。

日本サッカーのことを考えれば、それだけ日本のレベルが上がってきている。そして皆さんの見る目もどんどんレベルが上がってきているということだと思うんですよ。

でも、まだ中途半端ですよね。叩くにしても。

なんでしょうね。やっぱりサッカーを盛り上げるためにも、インターネットの世界だけじゃなくて、テレビでも取り上げられるくらいじゃないと本当の意味でファンは増えていかないと思うんです。なのでまだまだ中途半端なのかなと。

過去11年、僕もイタリアのインテルとかトルコのガラタサライ、フランスのマルセイユとかビッグクラブでプレーしてきましたけど、普通の番組でも取り上げられるし批判も世界中からくるような状況でした。それに比べると、もっと批判されてもいい。

そこから這い上がっていく姿に人々はやっぱり感動するわけで、この振れ幅がまだまだ狭いのかなというのは感じますね。」

逆風が強ければ強いほどそれを跳ねのけて活躍する姿が人々を胸を打つ…ということのようだ。

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サウジアラビア戦は、2月1日(火)に行われる予定となっている。

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