この冬にシント=トロイデンから鹿島アントラーズに復帰した鈴木優磨。
ベルギー時代に「僕自身、彼のことを本当にお父さんのように慕っているし、彼も僕のことをすごいよくしてくれている。僕たちは本当に助け合うし、彼が点とれてなかったら譲るし、逆に彼が点とれて僕がとれてなかったら譲る関係。本当にそういう助け合う仲」と慕っていたのが、イロンベ・エンボヨだ。鈴木は得点がなかったエンボヨにPKを譲るほど信頼を寄せていた。
34歳のエンボヨは昨夏にシント=トロイデンから古巣ヘントへ移籍している。
そうしたなか、ヘントは「エンボヨに関する報道があるが、クラブは女性に対する暴力はいかなる場合でも容認しない」という声明を出した。
『HLN』によれば、先月中旬にエンボヨは女性への暴力で逮捕されていたという。それが明らかになったことで、ヘントのメインスポンサーであるVDK銀行は彼を二度とプレーさせないことを求めている。
2023年まで契約があるエンボヨだが、ヘントでのトレーニングは許されるものの、試合からは追放されるようだ。
エンボヨは17歳だった2004年に14歳の少女を集団で性的暴行した容疑で逮捕され、有罪判決を受けた後に服役したこともある。