ついに始まったUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント。PSGはレアル・マドリーとの1stレグに1-0で勝利した。

リオネル・メッシのレアル戦初PK失敗もあるなか、チームを救ったのはキリアン・エムバペ。

後半アディショナルタイムにDF2人を抜き去ると、GKクルトワの股を抜くシュートを沈めてみせた。

『RMC Sport』によれば、クルトワとアンチェロッティ監督はエムバペについてこう述べていたそう。

ティボー・クルトワ(レアル・マドリーGK)

「自分はチームが引き分けられるように素晴らしいゲームをしていた。

自分たちはバカな失点をしてしまった。3vs1でボールを失った。

キリアンは2人と対峙した後、自分の下にボールを通した。

自分たちがあんな低い位置でプレーしたかったとは思わない。こちらがハイプレスをしたかったけれど、パリはボールを上手く扱い、相当なハイプレスをしてきた。

正しいスペースを見つけて、正しいプレッシングができれば、相手のプレスを突破できるし、そうすると大きなスペースができる。

ホームではもっといいプレーをしなければいけない。

勝たなければいけないこと、もっと攻撃的にならなければいけないことは分かっている。

(メッシのPK失敗について)彼は一度失敗しているけれど、それはクロスバーだった。

彼は自分からあまりゴールを決めてないけれど、レオやキリアン、ネイマールやディマリアといった偉大な選手には常に注意しなければいけない。

彼を研究していた。バルサでの(PK)失敗も知っているし、パリでも右に蹴っていた。ブルッヘ戦とニース戦でもね」

カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー監督)

「普段も低いブロックで守っているし、今日の問題は守備ではなかったと思う。

ボールを出すのが難しかったし、前線でチャンスがなかった。

ホームでは違うプレーをしなければいけないし、そうする。

エムバペは強力だし、彼が試合を勝たせた。

(最高の選手なら、彼はレアルに来るか)分からない。そういうことは話したくない」

クルトワは失点シーンでのボールの失い方を悔やんでいたようだ。

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その一方、メッシのPKは研究していたとのこと。実際、メッシはここ5本中4本を右に蹴っており、今回も右を狙ったが、クルトワに阻止された。

ただ、メッシはクルトワと対戦した19試合で9ゴールを奪っている。クルトワからメッシ以上にゴールを奪っているのは、クリスティアーノ・ロナウドしかいない(10試合で10ゴール)。

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