ロシアによるウクライナへの軍事侵攻はサッカー界にも大きな影響を与えている。
マンチェスター・シティのウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコは、戦争反対のメッセージをSNSに掲載。また、彼はマンチェスターで行われたウクライナ支持集会にも参加した。
グアルディオラ監督はジンチェンコの現状について聞かれるとこう答えている。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「我々全員が彼と話した。
全員だ、友達、そして、スタッフも。我々はこの世界に生きている。
残念ながら、この話題は世界中で懸念されている。
Aleks(ジンチェンコ)はとてつもなく強い男だし、本当にすばらしい男でもある。
もちろん、簡単な話ではないが、昨日も今日も練習での彼はすばらしかった。
彼は必要がある場合にプレーする準備が整っている」
「(彼は昨夜のデモにも参加したか?)
もし、国外の誰かが英国を攻撃したら、君はどうする?どう反応する?
それは彼がどう感じているかを示すものだ。ユーゴスラビアで起きたことには誰も何もしなかった。
世界中で多くの戦争があり、これは新たなものだ。残念なことだがね。
平和に生きたいだけの罪なき人が死ぬ。世界中の人達が平和に暮らしたいと思っている。
家を持ち、よく眠り、食卓に食事を並べ、映画や食事などの楽しみ、愛する人を持つ。
1~3人が下す決断のせいで、いつも罪なき人々がひどい代償を払う。受け入れがたい。
いまだに我々は過去から学ばない。今はシリアなど多くの場所で起きている。
最後は常に強いものが弱いものを殺す」
「(ジンチェンコは)心配している。
罪なき人々が殺される、それをどう感じるか。
彼がどう感じたかだと思う。彼にとっては身近なことだ。当然ながら、我々は彼をサポートしている。
我々には毎日ともに暮らす人たちがいる。罪なき人々が外部からの攻撃で殺される、彼が生まれた愛する国でそれが起きうる。
彼はタフだし、我々がそばにいることも分かっている」