イングランド・プレミアリーグを戦うエヴァートンは、ロシア企業との商業的パートナーシップを全て停止したとのこと。
『Daily Mail』によれば、関係を停止したのは『USM』『Megafon』『Yota』3社であるそう。
これらはエヴァートンの前オーナーであるウズベキスタン出身のロシア人富豪アリシェル・ウスマノフ氏との関係が深い会社であったそう。
ウスマノフ氏はウラジーミル・プーチン大統領とも懇意の仲であることで知られているが、現オーナーであるファルハド・モシーリともビジネスパートナーであった。
『USM』は金属産業や鉱業、通信などを手掛けているロシアの複合企業で、2017年に5年間のパートナーシップを結び、主に練習場のフィンチ・ファームでブランドが掲示されていた。また2020年には3000万ポンドで新スタジアムの命名権を獲得できるというプレ契約も結んでいる。
『Megafon』はグディソン・パークの裏側に大きな看板が掲示されていたことで知られ、女子部門のユニフォームスポンサーも務めていた通信会社。
『Yota』(ヨタ・デバイシズ)もロシアの電気通信事業者で、『Megafon』の子会社にあたる機器メーカーである。
これらの会社のロゴについては、木曜日に行われるFAカップのボアハム・ウッド戦前にすべて取り外される予定だという。
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