プレミアリーグで17位に低迷するエヴァートン。消化試合数が少ないこともあるが、降格圏まで勝点差1ポイントに瀕している。

『Daily Mail』によれば、トフィーズはプレミアリーグから勝点を没収される可能性もあるという。

プレミアリーグは利益と持続可能性のルールとして、3年間での損失は最大でも1.05億ポンド(159億円)までしか認めていない。

エヴァートンは2017年から2020年までに2.6億ポンド(393億円)の損失を計上しており、このルールに明確に違反しているという。

ただ、新型コロナウイルスの流行を受けて、ルールは一部変更されており、3年ではなく4年で査定される。ほぼ無観客となった2シーズンについては、合算したうえで平均化され、1年分として計算されるとのこと。

エヴァートンは昨年末に2020-21シーズンの決算を発表する予定だったが、新型コロナの影響による損失がどの程度相殺できるかをリーグ側に確認しており、その公表が遅れている。当該ルールに違反する最初のクラブになる可能性があるが、リーグ側と交渉する準備も進めているとのこと。

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クラブはロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、大スポンサーであったウズベキスタン出身のロシア人富豪アリシェル・ウスマノフ氏との関係を解消せざるを得なかった。それによって、クラブの財政問題はさらに悪化しうるようだ。

もし、このルールに違反した場合、罰金や勝点剥奪の処分が下されるとのこと。

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