今シーズン、バルセロナで大ブレイクを果たした17歳の天才MFガビ。
ペドリが怪我に悩まされている間に出場機会を獲得し、なんとスペインのフル代表にも選出されるなど急速に立場を固めていった。
今季のリーガでは23試合に出場して2ゴール5アシストと結果を残しており、チャビ・エルナンデス監督の信頼も厚い。
ただ、彼の契約は2023年6月30日までとなっており、今季終了後には残り1年しか残っていない状況になる。
しかも、6月30日までの契約解除料は5000万ユーロ(およそ65.4億円)に設定されている。これは6月30日以降1億ユーロ(およそ130.8億円)に引き上げられるが、それでもビッグクラブにとっては手が出せる額になる。
そのためバルセロナは彼の契約を更新し、解除料を5億ユーロ(およそ653.9億円)に引き上げようと試みているが、『Mundo Deportivo』によればそれは難航しているとのこと。
ガビ側はクラブから提供されている条件に納得しておらず、まだ両者の間のギャップはかなり大きいという。
その状況は各国ビッグクラブが監視しており、マンチェスター・ユナイテッドは年俸800万ユーロ(およそ10.5億円)、アーセナルとリヴァプールは年俸600万ユーロ(およそ7.8億円)のオファーを準備しているそうだ。
他にもチェルシーやバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンなどが彼の去就に注目しているとのこと。