UEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦でショッキングな敗戦を喫したPSG。

戦犯扱いされたリオネル・メッシとネイマールにブーイングが浴びせられるなどチームは崩壊危機にあるとされている。

リーグアンでは断トツの首位を走っているが、第29節モナコ戦には3-0の惨敗を喫してしまった。体調不良のメッシを欠くなか、ネイマールとキリアン・エムバペを先発起用するも屈辱の大敗。

そうしたなか、かつてモナコでプレーした元フランス代表FWティエリ・アンリはPSGのメンタリティに苦言を呈したようだ。『Amazon Prime Video』で解説を担当した彼はこう述べていた。

ティエリ・アンリ

「今日だけでなく、シーズン当初から同じことを見てきた。

PSGがこういうことをやるのは非常に多い。また繰り返された。

このクラブの指針は何なんだ?

自分はバルセロナでプレーしたが、自分のやるべきことを尊重しないなら、去らなければいけない。

バルサやビッグクラブなら退団しなければならないが、PSGでは去るのか?

10のタイトルは絶大であり、過小評価してはいけない。だが、こんなことはやるべきではない。

クラブと元PSG、元ファンとのつながりがない。クラブではなく、会社のように運営されている。

コミュニティとのつながりを見つけ出さなければいけない」

「先週、PSGファンはメッシにブーイングを浴びせた。

史上最高の選手にどうやってブーイングなんかできるのか。リーグアンで最も多くのゴールをアシストしている男に。

メッシ不在だった今日のチームは何も生み出せなかった」

PSGのあり方を批判しつつ、バルサ時代の同僚でもあるメッシへのブーイングも苦言を呈していたようだ。

【動画】もはや嫌われ者扱い…メッシとネイマールへの大ブーイングシーン

リーグアンでは2得点に留まっているメッシだが、10アシストはエムバペと並ぶリーグトップだ。

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