1986年にバロンドールを受賞した元ウクライナ代表FWイーゴリ・ベラノフが、国を助けるために軍へ入隊した可能性があるようだ。
『Daily Mail』によれば、今年61歳になるベラノフ氏は故郷のオデーサに在住しており、先日ウクライナサッカー連盟のアンドリー・パウェルコ会長と会談していたとのこと。
それをきっかけにベラノフは多くの軍事グループと対面し、援助物資を支援するなどの活動を行っていたという。
また、86年に受賞したバロンドールのトロフィーを病院に持ち込み、負傷して治療を受けている軍人に見せていたそうだ。
ベラノフはSKAオデーサとチョルノモレツ・オデーサでキャリアを始め、その後ディナモ・キーウへとステップアップしたストライカー。
ソビエト連邦の代表選手として33試合に出場するなど活躍し、UEFAカップウィナーズカップで優勝したあとにバロンドールを受賞している。
ウクライナで同賞を獲得した選手は、オレグ・ブロヒン、アンドリー・シェフチェンコとともに3人しかいないという貴重な存在だ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ