今季、100億円を超える移籍金でマンチェスター・シティに加入したジャック・グリリッシュ。
背番号10を託されたものの、プレミアリーグでの得点はわずか2に留まっている。ただ、本人は『BBC』のインタビューではこう述べていた。
ジャック・グリリッシュ
「攻撃的な選手なら、ゴールやアシストをしたいものさ。
自分がもっとアシストするべきなのは確か。もっと少し得点できるポジションにいる必要もある。
でも、ゴールとアシストが全てじゃない。
チームが勝利したビッグゲームでは貢献できたと感じている。
みんながそう言うのも分かるよ。でも、かなり違うんだ。
監督とシティの分析官と話した。ゴールやアシストにはならなかったファイナルサードでのアシスト期待値や成功したパスのスタッツを見せてもらったら、自分はかなり成功していたんだ。
自分は誰よりもシュートが少ない。なぜかは自分でも分からないけれど、仲間からも言われる。
練習でゴールを決めると、『なぜもっとシュートを打たないんだ』って感じでね。
自分はもっとワガママにならなきゃいけないのかもしれない。
でも、自分のことを自己中な選手だとは思っていない。自分よりもいいポジションの選手がいたら、パスを選ぶ。
アシストした時の気分は最高なんだ。選手がゴールのお礼を言ってくれる。素敵なことさ。
サッカーで一番気持ちいいのはゴールだけど、自分はアシストを愛している」
ゴールよりもアシストに快感を覚えるというグリリッシュだが、もう少し強引にシュートを狙ってもいいと感じているようだ。
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なお、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「スタッツは度外視していい選手がいる」とグリリッシュを擁護している。