チェルシーのオーナーを務めているロマン・アブラモヴィッチ氏は、現在ロシアのウクライナ侵攻による制裁措置の影響を受け、クラブの売却に動いているとされる。
これまでいくつかの売却先がメディアで伝えられてきたが、今回はなんとスポーツ界の大物の名前が浮上してきたようだ。
『Guardian』によれば、それはプロテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズと、F1ドライバーのルイス・ハミルトンであるとのこと。
この二人は、マーティン・ブロートンという実業家によるチェルシーの買収計画において、投資家の一人として参加することを約束しているようだ。
他のパートナーは、ワールド・アスレティックスのセバスティアン・コー社長、フィラデルフィア76ersのオーナーであるジョッシュ・ハリスとデイヴィッド・ブリッツァーも含まれているとのこと。
ただ、ジョッシュ・ハリスとデイヴィッド・ブリッツァーはクリスタル・パレスのオーナーグループの一員でもあるため、チェルシーに出資するにはその株式を売却する必要もあるようだ。
アーセナルのサポーターとして知られているルイス・ハミルトンの代理人は、「彼がマーティン・ブロートンの入札に加わったことを認める」と宣言しているようだ。
また、セリーナ・ウィリアムズはアメリカの女子プロリーグに参戦するエンジェル・シティFCのオーナーでもあり、サッカーへの投資に積極的なことで有名だ。