今季のUEFAチャンピオンズリーグで強豪を次々に撃破したビジャレアル。チームを率いるのは、ウナイ・エメリ監督だ。
同氏は2018年にアーセン・ヴェンゲル氏の後任としてアーセナルの指揮官に招聘されるも、就任から516日で解任された。
そうしたなか、ヴェンゲル氏は『beINSPORTS』の番組でエメリ監督に言及。「エメリはアーセナルで不当な扱いを受けたか」と聞かれるとこう答えていた。
アーセン・ヴェンゲル
「確かにその通りだ。多くの時間を与えなかったからね。
ただ、指摘すべきことも多くある。
例えば、(CL)グループステージで成功しないチームがELを戦えるのは正しいことなのか。
この10年、CLでは成功していないチームがUEFAカップでは優勝してきたからね。
だから、成功ではないことが成功に変わったんだ」
「とはいえ、ウナイ・エメリは偉大な監督だ。
彼はスペインで再びそれを証明したし、常にトップレベルにある」
エメリはセビージャとビジャレアルで4度のEL優勝を達成。2015-16シーズンはCLではグループステージ敗退となったが、ELで優勝を収めている。
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なお、アーセナルでは2018年7月から2019年11月末までに指揮した78試合で43勝15分20敗という戦績だった。
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