若くして海を渡った天才ドリブラーはこの活躍で日本代表の争いに加われるだろうか?

オーストリア1部リーグのLASKリンツに所属するMF中村敬斗(21)が先週末の試合で2ゴールを記録した。

7日に行われた第30節のTSVハルトベルク戦。左サイドで先発起用された中村は、前半11分に先制ゴール(動画0:05~)、追い付かれた直後の同25分に勝ち越しとなるゴールを決める!(動画0:24~)

1点目は右サイドからのクロスに左足を伸ばして合わせ、2点目は反転から右足での強烈なシュートだった。

中村は過去、個を重視する三菱養和SCユースからガンバ大阪に加入した経歴を持っており、卓越した個人技は彼の代名詞となっている。

そのガンバ大阪時代には60mドリブルからゴールを決め、オランダのトゥウェンテに所属した2019-20シーズンには当時19歳ながらPSV、アヤックスという世界的なビッグクラブ相手に強烈なシュートを叩き込んでいる。

トゥウェンテ退団後はやや低迷していたが、今回のゴールはまさに彼らしい「絵になる」もの。目の前で決まったクールな2発にゴール裏のLASKサポーターも熱狂しているようだった。

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今季のゴール数を6に伸ばした中村は90分フル出場。ただ試合は3-3で引き分けている。

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