プレミアリーグで優勝を決めたマンチェスター・シティ。アストン・ヴィラとの最終節は2点ビハインドから大逆転する劇的な形だった。
その一戦でヒーローになったのは、2ゴールを決めたイルカイ・ギュンドアン。
【動画】優勝絶望から大復活!シティを救ったギュンドアンの伝説ゴール
彼とジョゼップ・グアルディオラ監督はタイトルを争ってきたリヴァプールについてこう述べていた。
ジョゼップ・グアルディオラ
「この偉業のマグニチュードはライバルのマグニチュードと関係している。
私は人生でリヴァプールのようなチームを見たことがない。
リヴァプールにおめでとうだ。彼らのおかげで我々は毎週よりよくなれた。
今は来シーズンを語るエネルギーも意欲もない。我々はまたチャンピオンになったんだ」
イルカイ・ギュンドアン
「アンビリーバブルな試合だったね。正直、何を言えばいいのか分からないよ。
僕らも人間だし、0-2になった時は可能性が非常にわずかなものになった。
でも、シンプルなことをするだけだったよ。2点を立て続けに奪った後、3点目を奪うための10分が残っていたことに元気づけられた。
言いにくいことだけど、もしリヴァプールが彼らのスタイルや素晴らしいサッカー、成功を収めなかったら、このリーグはそれほど魅力的ではなかったと思う。
順位では僕らが上になったけれど、彼らは素晴らしいシーズンを送ったよ。
僕らはお互いを限界まで追い詰めた。
彼らにとっては悲しい日ではあるけれど、僕らは彼らがやったことを賞賛しなければいけない。
特に僕がいまでも大好きなかつての監督(クロップ)がいるしね」
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督とギュンドアンはドルトムントでともに働いた間柄。クロップは「ギュンドアンは私が監督したなかで最高の選手のひとり」と話したこともある。