ベルギーリーグ1部のロイヤル・アントワープは、「マルク・ファン・ボメル氏を来季の監督として招聘した」と公式発表した。
アントワープは今季のベルギーリーグでレギュラーシーズン4位となり、優勝プレーオフへの進出に成功した。
ただプレーオフの6試合では1勝1分け4敗と結果が奮わず、4チーム中4位というやや残念な結末となってしまった。
そして、今シーズンチームを率いていたデンマーク人監督のブライアン・プリスケ氏を解任することになり、その後任としてファン・ボメル氏を招聘することを決めた。
Mark van Bommel nieuwe T1 RAFC
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— Royal Antwerp FC (@official_rafc) May 26, 2022
マルク・ファン・ボメル氏は言わずと知れたかつてのオランダ代表選手で、中盤のクラッシャーとして活躍した世界的な名選手であった。
2013年に現役を引退したあとは指導者になり、サウジアラビア代表やオーストラリア代表でアシスタントコーチを務めたあと、古巣のPSVアイントホーフェンで監督デビュー。
昨年夏にはヴォルフスブルクの指揮官となったもののシーズン途中で解任となり、数カ月間はフリーエージェントの状態となっていた。
アントワープにはもちろん三好康児が所属しているが、今季の後半戦ではなかなか一貫した出番がなかったため、退団の噂も流れている。