6月3日、かつてトゥーロン国際大会と呼ばれていた「トゥールノワ・モーリス・レベロ」のグループステージ第2節が行われた。

第1節でアルジェリアを相手に1-0で勝利を収めた日本代表は、コロンビアをPK戦の末に倒したコモロ代表と対戦。

この試合では中村仁郎+横山歩夢の2トップを使った4-4-2でスタートした日本代表であるが、なかなか序盤からペースを掴めず。

むしろコモロ代表のスピード感ある攻撃に押し込まれる場面が続き、前半だけで11本ものシュートを受けることになった。

後半には中村仁郎に代えて宇野禅斗を投入し、中盤にテコ入れを行うも、それでもコモロ代表の勢いを止めるまでには至らなかった。

しかし、その中で活躍を見せたのが、アルジェリア戦でも再三の好セーブでチームを救ってきたGK木村凌也。

数多くの決定的なシュートを受けながらも、それらをことごとくセーブし、神がかり的なプレーでゴールに鍵をかける。その結果、0-0のまま試合は終了し、勝負はPK戦に持ち込まれた。

そのPK戦では、先攻のコモロ代表が二人を連続成功する一方、日本は宇野とニ田が連続で失敗するスタートに。

3人目を木村凌也が止めることに成功したが、さらに日本の3人目となった升掛もGKにシュートを阻止されてしまった。

そしてコモロの4人目を担当したアーメドが左にシュートを決め、この時点で0-3と日本の敗北が決定した。

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とはいえ、レギュレーション上PK戦での敗北でも1ポイントが獲得できるため、これで勝点は4に。準決勝進出できるかどうかは次のコロンビア戦次第となる。

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