アルゼンチン代表の歴代最多出場と歴代最多得点記録保持者であるリオネル・メッシ。18歳で代表デビューすると、これまでに162試合で86ゴールを決めてきた。

ただ、彼は13歳で移住したスペインの代表チームでプレーすることもできた。

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そんなメッシをアルゼンチン代表に引き入れた当時のスタッフのひとりがウーゴ・トカッリ氏だ。同氏はアルゼンチンのユース代表で監督を務めたほか、メッシを代表デビューさせたホセ・ペケルマン監督のもとでアシスタトコーチを務めた人物。

アルゼンチンに詳しいロイ・ネメル氏によれば、トカッリ氏はこんな話をしていたそう。

ウーゴ・トカッリ(元アルゼンチン代表アシスタントコーチ)

「あの子を連れてこられたのは幸いだった。

もし、彼がスペイン代表でプレーしていたら、自分はアルゼンチンを去り、他の国で暮らさなければいけなかっただろうからね。ホセとともに自分たちのことが許せなかったはずさ」

もし、メッシをスペインに奪われていたら、自分たちは国を捨てなければいけなかったかもしれないと振り返っていたとか。

(動画45秒から)

ちなみに、メッシは18歳でアルゼンチン代表にデビュー戦するも、投入からわずか1分で一発退場になっている。

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